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2001.12.29

「ドリームバスター」

宮部みゆき 徳間書店

異世界から逃げた犯罪者が、こちらの世界の夢の中に現れ、意識を乗っ取ろうとする。それを防ぐために活躍するのが、ドリームバスター。
バケツを逆さにしたようなシップに乗っているのが、なんとも情けなくておもしろい。
こういう小さな設定に小技が効いていて、世界観にすんなり溶け込める。
宮部みゆき、初のファンタジーだが、違和感なく読めるのはさすが。

ドリームバスター

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2001.12.19

「三千世界の鴉を殺し 5」

津守時生 新書館ウィングス文庫

あいかわらずおもしろい!
前巻の電脳バトルがおもしろかったが、今巻はその後始末。
上官報告と祝勝パーティで終わってる。まあ、進みがゆっくりな分、細かい所まで楽しめる。

主人公は、膝裏まである黒髪をした超絶美形な軍人。
部下の懲罰にウサギのダンスでスキップマラソンをさせるという、壊れた性格の持ち主である。
それゆえ、アブナイ系にいきそうでいかない明るい軍隊ものになっている。

三千世界の鴉を殺し 5

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2001.12.07

「R.P.G.」

宮部みゆき 集英社文庫

日々ネットを徘徊している身にとってもネット上で擬似家族を作るのは気持ち悪い。
しかし、読み終わってやっとタイトルの意味がわかった・・・。
だからRPGなんだ~。
全体の雰囲気は、舞台劇のよう。

R.P.G.

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