「空ノ鐘の響く惑星で」
渡瀬草一郎 電撃文庫
表紙が未来SFっぽいけど中身は中世ヨーロッパファンタジーでした。
主人公は王位継承権があるものの相手にされていない(本人も望んでいない)第4王子。
この世界には御柱というものがあり、そこからビジターという異世界からの来訪者が来る。
今回はそこから少女がやってきて主人公と出会う。
そして少女を追ってものすごい殺戮者たちもやってくる。
あらすじとしては目新しさはないのだが、気になることがてんこ盛り。
この作者は平安陰陽師ものがすごくいいので、中世ヨーロッパものはピンとこなかったのだが、心配無用だった。
相変わらずしっかりしたプロットと読みやすい文体、魅力あるキャラクター(美形とかカッコイイとかではない)で、先が楽しみだ。
(この記事は前の日記に書いていたものを移行しました)
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