「光の導を指し示せ」
結城光流 角川ビーンズ文庫
少年陰陽師シリーズ第10巻
出雲で見鬼の才を失ったまま都へ戻ってきた昌浩に、祖父・安倍晴明が倒れたと知らされる。
そんな時、新たな怪異が起こり調べに行くのだが、十二神将も封じ込められるほどの恐ろしい力を持った怪僧に出会う。
新章である「天狐編」開始、なんだけども、この巻は簡単に言ってしまえば「傷心のもっくん編」。
記憶が戻ったことで返って罪の意識にさいなまれ続けている物の怪のもっくん。(本性は十二神将の騰蛇)
昌浩ともっくんの軽快なやり取りはなかなか復活せず、晴明も十二神将もやきもき、読んでるほうもやきもき。
季節が冬じゃないからエリマキにも抱っこもできなくてスキンシップが足りないんじゃないだろーか。
そろそろ「孫言うな!」「もっくん言うな!」が聞きたいな~。
そして、最後の中宮・章子の言葉。意味深・・・・。
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