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2004.06.06

少年陰陽師

新刊を読んでからおもむろに全巻読み返した。
今、一番のお気に入りがこの「少年陰陽師」。
あまりにストレートなタイトルに口に出すのが少々恥ずかしい。
各巻のタイトルはきれいなんだけど、まあ、たいていシリーズ名で言うしなぁ・・・・。
ま、それは置いといて。

主人公の昌浩くん。稀代の陰陽師・安倍晴明の三番目の孫。
どこにいっても「晴明の孫」と言われるのが嫌でしかたないのだが、長兄次兄はもとより晴明の子である父親をもさしおいて「晴明の後継」という意味でもある。
それほどに「力」が強いとそれなりの修羅場に出くわすわけで、現10巻までに何回死にそうになったことやら・・・。

でも毎回救われる。
周りが一生懸命、昌浩を生かそうとするんだよね。
それは昌浩本人が周りのみんなのことを大好きだから、いつのまにか昌浩の存在を気になるものになり、いつのまにか手助けしたくなり、いつのまにか昌浩のことが大好きになっちゃうんだよね。

昌浩ともっくんのやり取りはもちろん面白いのだけど、どんな悲惨な状況にあっても全体の醸し出す空気が優しさに包まれているというのはとても心地よいものです。

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