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2004.07.25

「新世界」

本沢みなみ 集英社コバルト文庫

盗みに入った館で少女を連れてきてしまったルーイ。
その少女は「鍵見の少女」でどんな鍵でも開けられる能力を持っていた。
「鍵見の少女」は新世界を探すのに必要なものとして世界中から狙われることに。
軍や欲深い人々や各国の王族まで絡めて物語りは展開していく。

おもしろかった!
キャラクターが生き生きしていて物語りに勢いがある。
世界観もわかりやすく入りやすい。

この作者はこんな話も書けるんじゃないか。
『東京ANGEL』もおもしろいが、こちらのほうが何倍もしっかりしていておもしろい。
ただ残念なことに未完。
4巻目は2001年に出たというのにいったい次巻はいつ出るのだろう?
『東京ANGEL』は巻ごとに話がまとまっているので気にならないがこちらは続き物。
きちんと出してほしいなあ。

新世界1 鍵をひらく少女と皇子の青玉石 新世界2 ふたつの太陽がのぼる帝国 新世界3 剣をいだく傭兵と血に染まる王城 新世界4 南海にかがやく奇跡と北方の巫女イラスト 高星麻子

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