「火星の土方歳三」
吉岡 平 ソノラマ文庫
箱館郊外で銃弾に倒れた新選組副長・土方歳三は魂となってしばらく自分の死を見ているが、もっともっと闘いたかったという想いを強くし、闘いの星である火星を望む。
そして転移。気が付くとそこは火星で肉体を持った存在となっている。
柔軟な思考を持った土方。言葉や環境にもすぐ馴染む。
いろいろなところですぐ仲間ができ、新選組隊士と似たような面々と出会っていく。
火星でも下手な句を詠んで仲間にバカにされているのには思わずニヤリ。
新選組の経験を生かして頭角を現していく様はおもしろい。
ちょっと気になったのは土方の格好。
土地柄とはいえ褌一丁ってのはビジュアル的にいかがなものか。
まあ挿絵が頻繁に出てくるわけでもないし、関係無いといえば関係無いけど、私的にはマイナスポイントだな~。
いくらかっこよく闘っててもフッと思い浮かべるその姿。
う~~~む・・・・・・。
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