「ブローデル国物語 氷の肖像」
橘香いくの コバルト文庫
ブローデル国シリーズの2巻目。たぶん。
シリーズ物なのに、これ1冊しかなかった。(-_-)
まあ、この作家さんの雰囲気がわかればいいか、と。
謀反に加担しブローデル国を追われた侯爵の亡命先での出来事と、侍女であり従妹であるニノンとの絆の話。
終盤、ここぞというところで心理描写が物足りない。
それまで書き込んでいたのに、どうして唐突な最後で収まるのか。
所詮お貴族様のエゴか。
侯爵の心の動きをもう少し描いてほしかった。
シリーズの中の外伝的な話らしいのでこんなものかな。
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