「悪魔のミカタ 魔法カメラ」
うえお久光 電撃文庫
「悪魔のミカタ」の1巻目。
全校集会で“ザ・ブルマ”とあだ名されている教師が壇上で変死する。
堂島コウの元に突然現れた悪魔は、「ピンホールショット」という写した人物を9秒後に殺すことができるカメラを使ったのはコウだというが・・・・・。
変わったキャラクターが集まっているが会話や行動に違和感を感じない。とてもうまく動いている。
悪魔がエナメルベルトのボンテージファッションでも、百合のオネーサンが出てこようと、男の子がたいして活躍しているように見えなくても・・・・である。
終盤、「えっ!?うっそ~ん・・・・。(T_T)」の展開でコウの態度が切ない。
トンデモアイテムを使ったトリックだが、ミステリとしてもけっこう楽しめる。
第1巻目はコウが「悪魔のミカタ」になるまでのプロローグだが、これ1冊でも十分おもしろかった。
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