« 「GOTH」 | トップページ | サイドバーのお片づけ »
横山秀夫 光文社
「終身検視官」と異名を持つ捜査一係調査官、倉石。 自殺なのか他殺なのか、現場の刑事たちと違う眼で真実を見つけていく。 時には現場の判断をも覆す発言をするので、反感を持つ者もいれば、‘校長’と呼んで心酔する者たちもいる。 言葉は短く何を考えているのかわからない面があるが、その実、熱い心を持って死者と残された者たちに向かっているのがわかる。
一見、重厚そうな本だが連作短編なのでさくさく読めた。 話が進むほど読みやすくなる。
投稿者 CHAKI 書籍・雑誌 | 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
この記事へのトラックバック一覧です: 「臨場」:
コメント