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2004.11.29

「FLESH & BLOOD」7

松岡なつき 徳間書店キャラ文庫

拠点のプリマスへ戻ってきたジェフリーと海斗。
「プリマスへ帰ったら・・・」の約束どおり・・・・始まってしまいました。あーうー。

が!
そんなことよりも!
海斗と同じようにタイムスリップしてきた人と出会ったり、某方が実力行使に出たり(これにはビックリ!)、さらにあっちのあの方が凶悪に登場!

またしても離ればなれになる2人でした。かわいそー。
次巻以降の奪還作戦が楽しみだー!

ところで前回の感想で、海斗の魅力がわからないと書いたけど、今回はわかるような気がした。
海斗、かわいいかも・・・。(^^ゞ

FLESH&BLOOD 7イラスト 雪舟薫

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2004.11.28

「嘆きのサイレン」

茅田砂胡 中央公論新社C・NOVELS

ケリーとジャスミンは元主席のマヌエル一世に依頼され、原因不明の宇宙船事故の解明に乗り出す。
現場の宙域に到着するとダイアナに変調が起こり・・・・。

「スカーレット・ウィザード」終了以来念願の怪獣夫婦の宇宙飛行。
パラス・アテナとクインビーを駆ってこその2人ですな。

でも今回の主役はダイアナかな?
ダイアナがおかしくなるという非常に珍しく怖いシーンがあったりして・・・。(>_<)

「暁の天使たち」に引き続き金銀黒の天使たちも活躍している。
が。
うーん。。。。
ルウって・・・やっぱり反則なんじゃあ?(-_-;)

で。
これは「クラッシュ・ブレイズ」という新しいシリーズだそうだが、どういう方向で進んでいくのだろう?
オールスターキャスト過ぎて先が見えん。(^_^;)

書名イラスト 鈴木理華

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2004.11.27

「アリソン」

時雨沢恵一 電撃文庫

学生のヴィルと軍人のアリソンは幼馴染。
ある日2人はホラ吹きの老人から宝の話を聞く。その宝は戦争を終わらせる価値のある宝だという。直後に老人は何者かに誘拐され、2人は後を追うが敵対する隣国に入ってしまう・・・・・。

空軍パイロットのアリソンは登場からぶっ飛んでいる。そしてその後の操縦も行動も。(^_^;)
これが女の子なのだから参ってしまう。
呆れながらも的確なフォローをいれるヴィルは、アリソンの溌剌さを引き立てつつ中和する存在。
2人の静と動の組み合わせが魅力的。

落ちこぼれ学生の補習で世界観を説明するあたりとてもわかりやすかった。そんなに難しい世界じゃないけどいかにもな文章より全然すんなり入り込める。
読みやすい文体にテンポのいい会話とストーリー展開で最後まで楽しく読めた。

アリソンイラスト 黒星紅白

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2004.11.24

「炎の蜃気楼39 神鳴りの戦場」

桑原水菜 集英社コバルト文庫

前巻からやっと真面目にアクションバトルしてると思っていたが。

「うなぎ」かと思ったそれは、竜だ。

なんじゃそりゃーーー!\(◎o◎)/!
この竜って北条氏康だよ。いいのそれ~?うなぎ~!?
うなぎ=竜・・・・・・。
竜ってうなぎに見えるんだ~?

さらに。

「あの竜、右目がつぶれておる」

独眼“竜”政宗。
・・・・・・・・・・・・・・・まじ? (-_-;)

しばらく読まないうちにギャグになったのか・・・・・。

電車の中で読んでて吹きそうになった。
今日は違うことを書くつもりだったのに吹っ飛んじゃったワ。

炎の蜃気楼39 神鳴りの戦場

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2004.11.23

CROSS CLOVER ライブレポ

CROSS CLOVERのライブに行って来た。

makuharimesse.jpg  crossclover.jpg
幕張メッセイベントホール       チラシと配られたライト

2部構成になっていて第1部は演歌の「氷川きよし」オンステージ。
えええーーーー!
演歌のライブなんて初めてっすよ!(^_^;)

氷川くんは赤に金の縁取りの王子様衣装で上段から登場!
きらびやかです~!!
コバルト文庫の王子様のようでした。(笑)
赤い長いマントをバサ~っと翻すと会場からどよめきが。
ひっえ~~~~!!!
・・・・・・・いや、けっこうこういうのもいいかも。(*^_^*)
よく見ておこっと♪(笑)

マントだけはずして何曲か歌う。
ドドンパとかズンドコ節とかここで歌ってたような。
そうそう!「き♪よ♪しっ♪ってやってくださいね~!」って言ってた。
そうか。そう来るんだ。
きよしファンの皆様は座ったままで一斉に決まった振りや「き♪よ♪しっ♪」を。
みなさん、とっても楽しそうです。
そして衣装替えのため司会者に場を任せて退場。

再登場は白い着物と青(ブルーグレイかなあ?)の袴。
こちらはスッキリとして男前ですな。
重いかんじの演歌を情感たっぷりに歌い上げてました。
やっぱり氷川くんの歌はすごいです!
身体全体から声が出てるのですね~。

第2部はセイン・カミユの司会進行で、セッティングしている間に「セイン・ニュース!」なんてやってプロフィールや近況(ハマってる物)、今後の予定などをしゃべってました。
出演順はMAKOTO、萩野崇、ビリケン、KIYOSHI、ファナティック◇クライシス。
それぞれのファンがそれぞれの出番のときにスタンディング。
これってファンがどれくらいいるかわかっちゃうのね。(^_^;)

MAKOTO(越中睦)は「VIBRATION!」「眠らせてないか?」「窓」。
お目当てはMAKOTOなので思いっきり弾けさせていただきました。へへっ♪
(MAKOTOレポは本宅でやってるのでここではパス。)

萩野崇は「real LOVE」「true LOVE」。
曲名がわからなかったので検索したら萩野さんファンのブログBlue Moonさまのところで

2部の1番目に出演された方(すみません、お名前忘れちゃいました)は、
ちょっと高野君似?だし、歌もうまかったし。

というのをハッケン!
MAKOTO。越中睦(こしなかまこと)でございますっ。どうぞヨロシク。<(_ _)>

ビリケンは「なごり雪」「蝉時雨」「思い出がいっぱい」。
懐かしの曲にラップをアレンジしてるんですね。
原曲を知ってるだけにTVで聴いたときは否定的に思ったけどライブだとかなりいいです。ラップが効果的に入ってると思った。
Vo.のビリーののびやかな歌がきれいです。ラップのケンは端正な顔立ちでカッコよかったっす。
配布チラシと一緒にビリケンのシールが入ってた。かわいい♪

KIYOSHIは「evergreen」「誓い」「人生号」。
2曲目をステージ中央に設置されてる階段に座って歌ってたんだけど、ボーダーのTシャツを着てるせいか、なんか、これが港な感じで。(^_^;) え、えーっとマドロスさん?(^_^;)
いろいろ頭をよぎったけど、私は氷川きよしよりKIYOSHIのほうがしっくりきますね~。聴きやすいです。

FANATIC◇CRISISは4曲。
曲名わからないんだけれども。激しいのを期待して勢い込んでスタンディングしたのに落ち着いたメロディアスな曲ばかりでした。そういうのを選んだのかな?
4曲目はドラマ「いのちの現場から」の主題歌だそう。

最後に全員で「上を向いて歩こう」と「evergreen(いのちの歌声)」を。
「上を向いて歩こう」は氷川くんが「皆さんも一緒に歌える歌を歌いましょうか?」「一緒に歌いましょう~!」と呼びかけてた。
そして歌が終わってラスト。出演者全員で手を繋いで礼。
手を振りながらステージを去っていきました。
アンコールの声が出てたけど間髪開けずに客電がついて終了のアナウンスが流れ再登場は無し。
残念。

自分からは絶対行かない演歌のライブを見れたのは意外によかったかも。
でもできれば演歌を減らして『CROSS CLOVER』としてのライブをもうちょっと聴きたかったかな。
曲が無いのでしかたないのだろうけど。
よくよく振り返ってみれば、そうでなければなんのための「KIYOSHI」なのか。にわかに湧く疑問。(^_^;)

まあ、いろいろなジャンルを一度に見ることができておもしろかったです。
2時間かけて行ったかいがありました。

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2004.11.21

「世界の中心で、愛をさけぶ」

片山恭一 小学館

高校生の恋愛と病気による永遠の別れが淡々と描かれている。

・・・・・・すみません。
無感動な私でした。

「世界の中心で、愛をさけぶ」

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2004.11.20

「FLESH & BLOOD」1~6

松岡なつき 徳間書店キャラ文庫

ロンドンの高校に通う日本人高校生・海斗。友人と旅行中に16世紀のイギリスにタイムスリップしてしまう。
タイムスリップ先では預言者として扱われ、スペインとイギリスの争いに巻き込まれてしまう・・・。

16世紀のヨーロッパの史実が否応なく絡んでくる。
海斗が授業を必死に思い出し予言を語るが、そんな細かいところまで覚えてるなんてエライねキミ、と思ってしまう。もちろん、海賊が好きでゆかりのある土地を旅行しているのだから細かいことまで詳しいのだろうけど。

そんなこんなでエリザベス女王から大切にされスペインにも欲しがられ、いつのまにかあっちこっちから愛される海斗。
中でも美丈夫の海賊船長ジェフリーが海斗にゾッコン。迫って迫って迫りまくり、それでもキッパリ断る海斗なのでジェフリーは我慢ガマン我慢。なんだけれどそろそろ時間の問題かも。うーん・・・。(-_-;)

でもね、どうしてそこまでゾッコンになるのか、いまいちわからん。
行動としては書かれているけど心理面は表現不足の感あり。
・・・・・・・というのをこのレーベルに求めるのは無理だろうか?(^_^;)
(でも海賊モノが読みたかったんだもん!)

FLESH & BLOOD 1 FLESH & BLOOD 2イラスト 雪舟薫

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2004.11.19

Cobalt12月号

四龍島シリーズの短編「夜来香」(イエライシャン)掲載。
飛が花路に出会ったときの話。
短編とはいえないような密度の濃い話で大満足。

コバルト買うのって私にとってはかなり勇気が必要だったけどこれは買って正解だった。文庫化なんて待ちきれません!

で、勢い余ってこれ。
傷無しのあの人をチラリズム。
face01.jpg
今日はちょっとハードな感じにチャレンジ。
指が痛くてこんな気分だから。

Cobalt12月号は他にデビュー10周年の作家さん特集。
真堂樹さん、金蓮花さん、須賀しのぶさん、橘香いくのさん、本沢みなみさんの座談会と作品紹介、短編掲載。
まだ真堂さんのと金蓮花さんのしか読んでないけど。(^_^;)

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2004.11.18

指が痛いー(>_<)

昨夜、包丁でサクッとやってしまった指が痛い~!(T_T)

濡らすとシクッ。
乾くとシクシクッ。
何か持とうとしてイタッ。
キーボード打つとズキッ。

も~~うっ!
薬指なんていつも意識してないのにこんなに使ってるなんてーーー!(>_<)

無理に庇って使ってて手がギクシャク。くすん。(/_;)

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2004.11.13

イラスト描き

突然創作意欲がわいた。ので、本も読まずに描いてました。
せっかくなので一部だけ載せてしまおう。(^^ゞ

E-FR-120GT
さらっと仕上げるつもりだったのについつい凝り過ぎ。
ギターは一部を除いてドローツールで。

普段描かないのでイマイチ描き方がわかってない。(^_^;)
絵なんて好きなように描けばいいのだが、やはり技法というかお約束の描き方というのがあるんだよねー。
ここにハイライトを入れるとそれっぽく見えるとかね。そういうのがよくわからない。たぶんツールの使い方も違ってるんだろうしな~。

たま~に描くだけじゃダメだね~。

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2004.11.08

過去記事をアップする

2001年12月なんてところから記事をアップしている。
投稿するときに日付けをずっとずーっと遡っていく。ぽちぽちぽちぽち・・・・・・・根気のいる作業だ~!(^_^;)
読み返してみると再アップするまでもない内容が書いてあったりするのだが、あくまでも読んだ記録として残しておきたいのだな。
読んだかどうか忘れてしまって見返すなんてこともあるし。(^_^;)

で。
問題はファイル名なんですよ!
「年/月/post_○.html」の「post_○」がみんな同じになってしまう。
なんでー?
リアルタイム投稿だと数字が順番に付くよね~?

過去記事が登録できると喜んだのもつかのま、こんなところに大穴が・・・・。(-_-;)
うーむ・・・。やっぱり過去は捨てるべきだったのか・・・・?

しかたないので下書き状態のときに記事タイトルにわざわざ半角英数字を追加して保存。アップするときに消してアップしている。
そうすると英数字が優先されてファイル名が付く。

面倒なような面倒じゃないような。消えてしまうよりはいいということで。

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2004.11.06

「暗いところで待ち合わせ」

乙一 幻冬社文庫

殺人犯として追われる男が、一人暮らしの目の視えない女性の家に黙って潜んでしまう・・・・。
音を立てずに居間の片隅にうずくまる男。男の気配に気付いても知らない振りを続ける女。

無言の部屋の緊張感。
いつしか生まれる優しさ。
そして静から動へ。

それぞれが解決と自立を決心し外へ踏み出す様はハラハラしながらも嬉しさを感じる。
全編にいきわたる乙一の繊細な感性には脱帽です。

表紙が怖そうだけどホラーではありません。ミステリ要素が少々。

暗いところで待ち合わせ

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2004.11.05

「銀朱の花 秘密の約束」

金蓮花 集英社コバルト文庫

2色の瞳と聖なる印を持つアルディは男として育ち、シルヴィアナ王国の第2王子イリスと出会う。
アルディの親は王族と関わりたくないため他国へ移住することにする。
イリスは必ずアルディを迎えに行くと約束するが・・・・・。

前作「銀朱の花」「銀朱の花II 空の青森の緑」から二百年後の話。当然主人公が違う。
その時代時代に現れる青と緑の瞳と額に印を持つ少女を巡るシリーズのよう。

今作の聖なる乙女のアルディは前作の聖なる乙女と比べて元気で颯爽としている。
王子様をグーで殴る聖なる乙女。いいじゃないですか~。
この子にしてこの親ありの両親がこれまたよい。父親だけかと思っていたら母親も気風がいい。この両親、とても魅力的。

あとがきによると次の次くらいに続きが読めそうなので楽しみだー。

銀朱の花 秘密の約束イラスト 藤井伽耶

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2004.11.04

「恋ヶ淵 百夜迷宮」

たつみや章 角川ビーンズ文庫

江戸。
不思議な言動や行動をする若旦那の松太郎。
そのお目付け役を任されることになった手代の竹二。
若旦那は不思議なものが見えたり憑かれやすいというのだが、見えもしない感じもしない竹二にはわからない。
しかし若旦那がいうには、竹二は不思議なものを寄せつけず祓う力があるという。
そして2人で立ち寄った屋台の蕎麦屋が無実の罪で牢送りになり事件にかかわることになる・・・・。

江戸の風情、粋な感じがよく描かれている。
時代劇ファンタジーなぞどんなものかと思っていたがなかなか魅力あふれる一作だった。
飄々とした若旦那と実直な竹二、颯爽とした猫又の梅吉の組み合わせがおもしろい。

まあ・・・挿絵のちょんまげ姿が見慣れないので、少々・・・いや、かなり・・・抵抗があったけど・・・。お姫様以外の挿絵はいらないかな。(^_^;)
どちらかといえば、実写で映像化が似合いそう。

恋ヶ淵 百夜迷宮イラスト 波津彬子

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2004.11.03

脱・横スクロールと過去記事追加

引き続きカスタマイズ中。
今回はずっと気になっていた幅の変更。

サイドバーを左右に置くようにしてからブラウザに横スクロールが出るようになってしまった。
ブラウザの左のリスト表示を閉じればいいのだけど、ずっとこれで使っていたから無いと不便だし。

なんでこんな大きなサイズに指定してあるんだろー?
リスト表示出さないで使う人のほうが多いのかなあ?

なんにせよ自分が使いづらければカスタマイズすりゃいいわけで。
センターのサイズを変えました。

元のスタイルシート
container WIDTH: 900px
center WIDTH: 500px

新しいスタイルシート
container WIDTH: 800px
center WIDTH: 400px

これでブラウザのリスト表示してても横スクロールが出なくなった。
やったね!

あと、以前使ってた日記を少しずつブログに以降してます。
過去の日付けで投稿できることに今更気付いた。(^_^;)
これをすると一番最初の「ブログ始めました」より前にも記事があることになる。
妙な現象だなと思いつつもブログ用に手を加えながらこっそりこっそり移動中。

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2004.11.01

「しにがみのバラッド。」

ハセガワケイスケ 電撃文庫

真っ白な姿に赤い靴をはいた死神モモ。
モモが送る魂の近くにいる残される人にかかわっていく。

モモがかかわる様々な人たちの話がそれぞれ独立した話になっている。

大画家の親に期待をかけられ自分の絵を見失う少年の「ヒカリノキセキ」。
同級生の少女と一緒に神社で猫を飼う少年の「きみのこえ」。
心に傷を持ちながらまわりにさとられないように生活する少年と少女の「傷跡の花」。
部屋から出てはいけないと言われぬいぐるみの山の中で過ごす少女の「あの日、空を見てた女の子」。

それぞれの話の登場人物たちの行動や心理描写が絶妙。
モモがいなくても読める話であるが、モモがかかわることでせつなさにやさしさが加わってくる。

カレーであったり猫であったりする小道具も効いている。

しにがみのバラッド。イラスト 七草

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