『電波的な彼女』
片山憲太郎 集英社スーパーダッシュ文庫
奴隷、下僕、騎士、従者・・・・・?
放課後の体育館裏に呼び出され忠誠を誓われた。ジュウ様は前世の絆で結ばれた我が王なのだと・・・・・。
意味不明な言動を繰り返す秀才女子高生・堕花雨につきまとわれる、不良高校生・柔沢ジュウ。
同じクラスの美少女・美夜や優等生・藤嶋香奈子らに絡まれながら気だるい高校生活を送る。
その頃、巷では連続通り魔殺人が起こっている・・・・・。
前世がどうこういうがオカルトではなく電波的思考。
学校でわやわや絡んでいるときは学園物として軽く楽しめる。
が、凶暴な母が出てくるあたりから微妙な雰囲気に・・・・・。
通り魔殺人事件に関わることで嫌な予感は確実になる。
終盤、グロイほどに凄惨。
お気楽な“電波”だと思って読み始めると痛い思いをするかも。
傷口のぐちゃぐちゃが苦手な人は覚悟を。
気持ち悪さと爽やかさが同居する不思議な読後感を味わえる。
・・・続編はないんでしょうかね?
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