『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』
雪乃紗衣 角川ビーンズ文庫
ふぬけの王様の教育係として期間限定の貴妃になり後宮に入った秀麗。
一緒に勉強することになるが、王様は秀麗を気に入って夜も一緒にいようとする・・・・。
秀麗が元気いっぱいでドタバタで始まりコメディなのかと思ったのだが、後宮に入ると行動・言動が落ち着いてホッ。ドタバタコメディ苦手なんで。(^_^;)
中盤からお家騒動が表面化。
秀麗以外、皆ひとくせふたくせあり、それが明かされていくのがおもしろい。
まあ、ふぬけが実は・・・ってのは定番ですがね。結果かっこよければなんでもいいわ~~~。うへへ~~。
それにしても、静蘭が襲われたとき助けに現れるあの人!!あれには驚かされたー!まさかねぇ。思いもよらなかったですわー。
該当するのは誰か、登場人物消去法で考えてしまったっ。(^_^;)
年配組の長広舌は探偵物の事件終了後の長い謎解きみたいでテンポがくずれた。
この部分以外はよかったかな。
次作以降も読んでみよう。
やっぱ食わず嫌いはイカンね。
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