『君と緋色の恋を抱き』
高月まつり プラチナ文庫
桜の下で出会う、次期当主・裕利と使用人の子・浩太。
当主亡き後、仕事に追われる裕利は病に倒れ療養生活を余儀なくされる。
裕利を邪魔に思う後妻は、裕利が大切に思う浩太に狙いを定め・・・・・・。
BL小説ですが、・・・・・・・参りました。泣けます。
どこぞの中心で愛を叫んじゃうアレを鼻で笑ってた私が、というより、本を読んで泣くなんてありえない私がっ、涙溜めちゃいましたさっ。
まったくっ!
まさかBL本で泣くとは。それもプラチナ文庫~!なんでプラチナでこれなんだーーーー!(T_T)
だいたい、高月まつりさんといえば伯爵様シリーズが馬鹿面白くてコメディの人かと思ってたし~。(>_<) こんな切ない純愛が書ける方だとは・・・・・っと失礼っ!<(_ _)>
「君と緋色の恋を抱き」というプラチナらしからぬタイトルは、読後、本を閉じた時に一層の想いを感じる。よくもまあ、ここまでぴったりのタイトルをつけたものです。
ま、それなりの性表現はあるので嫌悪感のない方はぜひ。
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