『銀朱の花 楽園の歌』
金蓮花 集英社コバルト文庫 2005.4刊
幼い頃から修道院で育ったレティシアは歌声で病気や怪我を治すことができる。
レティシアは大怪我を負ったアニスを助けるが、アニスはレティシアの両親を知っていると告げ、レティシアを拉致する。
アニスと年若き公爵キリアンはレティシアを両親に会わせようとするが・・・・・。
聖痕の乙女の4人目登場。
時系列的には2番目だそう。
1.セイランダ 『砂漠の花』の脇役
2.レティシア 今作『楽園の歌』
3.エンジュ 『銀朱の花 I』『銀朱の花 II~空の青森の緑』
4.アルディ 『秘密の約束』 『暁の約束』
アルディの話はまだ途中だと思ったけどどうなんだろ?まさかあれで終わりじゃないよね?
主人公が変わるだけでもわかりづらいのに順番が入れ違うとさらにわからなくなりそう(@_@)
ナンバリングとかタイトルとかもっとわかりやすくつけてくれないかなあ~
さて今作。
美形の王子様がいっぱ~いで誰にしようか迷っちゃう~~
というのも人物像の書込みが足らなくて良い魅力も悪い魅力も感じないから。
謎の人物が現れても正体を考えようという気にもならない。
背景の書き足りなさは次巻で巻き返すのだろうか?
せっかくめばえたレティシアの淡い恋心もぷっつり切られ終了ーー。
(右ページで終わってるため、すぐに左ページからあとがきが始まって余韻も無し。よくある構成だけどなんとかならんのかね?1ページくらい白紙入れてほしいよ。)
なんという中途半端な。
前作のアルディの話からどうもイマイチですよ、金蓮花さん。
イラスト 藤井伽耶
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