« 「anego」8回目 | トップページ | 『にゃんこ亭のレシピ』 »

2005.06.12

『眠る探偵1 人形の爪』

榎田尤利 講談社X文庫ホワイトハート

睡眠障害を持つ探偵・一羅木真音(いちらぎ・まおん)の元に女子高生が依頼に来た。母親から人形扱いされている弟を救ってほしいというもの。
調べていくうちに新たな事件が起こるが、それは一羅木を狙ったものだった・・・・。

一応BLらしい。まー、ミステリ読んでて普通に男女の濡れ場があるのと変わり無い程度。挿絵はそれなりだけど。
なんかねー、そういうシーンいらんわー。

登場人物紹介のような前半はだるいが、後半、一羅木が狙われているとわかってからは不気味な怖さをともなってゾクゾクする。

根底にあるのは家族愛なのでつまらない濡れ場はページの無駄。その分ホラーに走ってください。

|

« 「anego」8回目 | トップページ | 『にゃんこ亭のレシピ』 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『眠る探偵1 人形の爪』:

« 「anego」8回目 | トップページ | 『にゃんこ亭のレシピ』 »