『少年陰陽師13 儚き運命をひるがえせ』
結城光流 角川ビーンズ文庫
羅刹に獲りこまれた中宮・章子。章子の身代わりに彰子が入内するが以前受けた呪に苦しむことになる。
晴明は最後の気力を尽くして凌壽との闘いに挑み、昌浩は羅刹と対峙する。
天孤の天珠が手に入っても誰か一人しか助けることはできない・・・・。
天孤編完結。
なにげにオールスターキャストだった。
これまで出てこなかった十二神将の天空が満を持して登場。おおっ!
敏次もよい役どころでようございました。
今回の見どころといえば、昌浩と彰子と章子の三角関係の決着。晴明の寿命、天孤・晶霞の正体。そして前巻で生死不明に陥った勾陣の復活。
などなど山盛りてんこ盛り。
一気に解決。すっきり解決。さすが完結編!
特にこれまで天孤・晶霞の存在意義がわかりづらかったのが、あぁこういうことだったのねー!とスッキリ。
ドタバタしてる合間にこんな重要そうなエピソード使っちゃっていいの~?とも思うんだけど。
うん。だからいろいろなことがてんこ盛り(絡み合うのとはちょと違う)で複雑になっちゃったんだよねー。
次巻はにーちゃんずメインの短編集だとか。
ふふ・・・にーちゃんずの掛け合いがおもしろいんだよねー。楽しみです。
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