『すべてのものをひとつの夜が待つ』
篠田真由美 カッパノベルス
莫大な財産の相続者を選ぶため5組10人が集められた。
相続の条件は巨大な館の中から大粒のダイヤモンドを見つけること。
孤島の巨大な館は窓をふさがれた牢獄のような館だった・・・・・・。
サバイバルホラーもどきの館ミステリ風、ってところでしょうか。
文体が男子大学生の軽いしゃべりになっているので勢いで読めちゃうけど読後感は物足りない。
つまらなくはないんだけど。
相続の候補者たちは次々と殺されたり行方不明になったりするわけだけど、気になるキャラクターがさくっと死んじゃったり、実はあの時すでに殺されてました、なんてやられちゃうと・・・・・。
せめて死に様に花をもたせてやってくれよ。がくぅ・・・・。
サバイバルホラー初心者向き。
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