『紅』
片山憲太郎 集英社スーパーダッシュ文庫
揉め事処理屋の高校生・紅真九郎。
真九郎のもとに大先輩・柔沢紅香が少女を連れてやってきた。理由も言わずに「この子を守ってくれ」と置いていくが、真九郎の住む五月雨荘はトイレ共同で風呂はなし。少女は大財閥・九鳳院のお嬢様で・・・・・・。
『電波的な彼女』のリンク作。
コメディちっくで始まるが、やはり片山憲太郎、ちと想像もつかなかった展開になっていきます。
なかでも九鳳院家の秘密にはびっくり。
暴力的な出来事に目を奪われつつも、かわいらしいところあり、ほのぼのするところあり、真九郎はじめ、まわりの友人知人がとてもよい味を出しています。
おもしろかった。
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