『レディ・ガンナーと二人の皇子』
茅田砂胡 角川スニーカー文庫
上・中・下巻
自国とあまりに違う王家の因習に驚くキャサリン。
それは皇太子の側室として決められている妃八家(皇太子の母親の家は除くので実質七家)から生まれた先着5人の男子から一番優秀な子を次の皇太子にするということ。そしてその皇太子候補の母が正妃になるというもの。
キャサリンは偶然にも皇太子候補筆頭の少年に出会い、そのわがままぶりに呆れつつ、王家の因習にとらわれた事件に巻き込まれていく・・・・。
上巻は、ダムーたちの活躍がないせいか、皇子さまフェルナンドのわがままぶりより、キャサリンの「私はいい人なのよっ」的なクドイ言動のほうがよほどハナにつく。
でも我慢して下巻まで読むとやっぱりおもしろい。
変身したダムーを見た少年の感想が気持ちいい。
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