『陰陽ノ京 巻の五』
渡瀬草一郎 電撃文庫
山賊に乗り移った鶴楽斎(かくらくさい)と、天狗の猛丸(たけまる)は、晴明も保胤(やすたね)も不在のときに、梨花(晴明の妻)をさらってしまう。一緒にいた時継(ときつぐ・女性)は危険をかえりみずついていってしまう。
誘拐されたというのに、いつもと変わらずのんびりしている梨花は、山賊たちとともに宴会を始めてしまう。しかし、酒が進むにつれ梨花に異変が・・・・・・。
保胤と時継の仲が進展するかどうかと見せかけて、実は梨花の酒乱の実態があきらかになる、というお話でした。
もしくは、保胤のヘタレ具合に皆ではっぱをかけているのに、ヘタレ度は増すばかり。というお話でしょうか。
4年ぶりという第5巻。とても楽しく読ませていただきました。
まさか続きが出るとは思っていなかったので、感無量です。
また別のシリーズが終わってからでも出してくれるとうれしいなあ~。
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