『異形を狩る者 熱砂の星パライソ1』
宝珠なつめ C・NOVELS
人を喰らう凶悪な怪物がいる世界。一匹狼の賞金稼ぎのレーンは、ひとりで怪物を倒そうとしている少年ルディを助ける。ルディは、怪物に連れ去られた姉を救うため、ひとりでも姉を探し怪物に立ち向かうという。
レーンはしかたなくルディと同行するが・・・・。
とにかく怪物が気持ち悪い。
最初の頃に出てくる怪物はただ凶暴なだけだが、“騎士”という上位の怪物になると、人を食べてその人の特性を得ていくという。
読み進めるうちにどんどん気持ち悪い奴が出てくる~~~うへ~~。
賞金稼ぎのレーンは、強くてカッコイイ!
アクションシーンに勢いがあってレーンの強さがよくでている。
でも皆に嫌われているらしい。なぜ嫌われているのかはこの巻ではまだわからない。
ルディはごくごく普通の少年。
戸惑ったり拗ねたり、怖がったり強がったり。表情がくるくる変わってかわいい。
主役の2人以外にも、食堂のお姉さんや賞金稼ぎのスーパースターチームのメンバーなど、筋の通ったおもしろそうなキャラが出てくる。
魅力的な人間キャラとアクションに痛快なライトノベルを味わえるかと思いきや、じわりじわりと迫ってくる気持ち悪さはちょっとしたホラー気分も味わえるかも。
うわ~気持ちわるーと思っていると「続く」。
早く続きが読みたいっ!!
久しぶりに、おもしろいと思ったような気がする。
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