椹野道流 アズノベルズ
2度目の大学受験に失敗した日、バイトもクビに。その上、轢逃げされてしまった。そんな僕の前に現れたヤツは妖魔で、餌になれば助けてやるという。死にたくない僕はその申し出に頷き妖魔の下僕生活が始まった・・・・・・。
法医学教室本の合間にこれ。
こちらはBLなんだけど、やっぱりあった。人体損傷の詳細記述。(+_+)
検案してるわけじゃないからそれほどでもないのだけど、やっぱりどこか他の作家さんとは違うんだよねー。思わず自分の顔と本の距離を離しちゃうというか。なら読まなきゃいいんだけどっっ、つい・・・・・。(>_<)
<1巻目>
妖魔の司野は平安時代の陰陽師に使えた式神。現代では骨董屋を営み持ち込まれる怪しい品物の憑き物落しをしている。
下僕になった正路は司野が仕えた陰陽師の辰冬と同じ気を持っているらしい。そんな正路の務めは司野に血を提供すること。
しかし、実は血を飲むこと以外に妖魔の食事となることがあるという。それはお互いが好意を持ち・・・・・。
<2巻目>
骨董屋に並べてある商品は持ち主として相応しい人にしか売らないので、いつのまにか女子高生の間でラッキーアイテムとして有名になっていて、ルポライターが取材に来る。取材は断るのに近くで不思議な出来事があったのでついでに立ち寄るという。その不思議な出来事とは、路上で即死状態の大量の血痕があるのに死体が見つからず、さらに血液でできた足跡が残っていたという・・・・・・。
轢逃げ復讐編。
犯人に報復が成ったあと、ワインでべろんべろんに酔った正路がカワイイー♪
泥酔状態で言ってしまう本音がとーっても切ないっ(>_<)
<3巻目>
イギリスの家の憑き物落とし。
依頼主の秘書が正路に手を出そうとする。
司野、嫉妬編。
人間の感情がよくわからない司野。そろそろイライラしてくる(^_^;)
<4巻目>
骨董屋の元の持ち主のお見舞いに神戸へ。そこから京都へ行き思い出の地を巡る。
妖魔の陽炎(カギロイ)は主復活のために、コンサートにきた客の気を大量に摂取しようとする。司野は阻止しようとするが、司野の力は平安時代の比ではなく陽炎に対抗できない。正路はなんとか司野の手助けをしようとして・・・・・。
平安時代のライバル登場編。
おもしろそうなキャラが出てきたー。
司野と正路の間に明確な進展がないのでこういう刺激がほしいところ。サイキックバトルな展開は違う本を読んでるのかと・・・。(^_^;)
今後、陽炎がうまくからんでくることを期待。
イラスト 唯月一
左・司野/右・正路(年齢不相応なかわいらしい外見は言動にも表れてます(-_-;)
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